陰謀と暴力渦巻くロンドンで繰り広げられる
テンプル騎士団とアサシン教団の戦い
「アサシン クリード」シリーズの最新作,「アサシン クリード シンジケート」(PlayStation 4/Xbox One)が2015年11月12日,ユービーアイソフトから発売された(PC版は11月19日発売予定)。
![]() |
「アサシン クリード シンジケート」公式サイト(要年齢認証)
産業革命に突入した1868年のロンドンでは,工業が急速に発展し,数々の発明品が人々の生活に大きな変化をもたらす一方,貧富の格差が広がり,下層階級に属する多くの労働者達が奴隷同然の生活を強いられるという状況だった。
労働者達は支配者層の抑圧を打ち破るために「ギャング」と呼ばれる徒党を組んで戦いを挑んでいるが,その影にはテンプル騎士団とアサシン教団の長きにわたる戦いがあった。
アサシンとして育ったジェイコブ・フライは,双子の姉エヴィーとともに,アサシンの信条に従って,陰謀と暴力が渦巻くロンドンの闇を打ち破るために活躍する。
空気さえ感じられるほどに再現された19世紀のロンドンで歴史上の偉人達と会える繰り返すが,ゲームの背景になるのはヴィクトリア朝時代のロンドンで,産業革命により工業が発達した結果,街中には馬車が走り,線路を蒸気機関車が走り,テムズ川を蒸気船が行き来している。12世紀の中東地域からスタートしたこのシリーズだが,スピンオフタイトルを除くシリーズ9作めにして,いよいよ近代に突入したわけだ。 もちろん,それらの交通機関は移動手段にできるし,街中でカーチェイスならぬ馬車チェイスを繰り広げたり,蒸気船や蒸気機関車の上で戦闘したりする場面も登場する。 ![]() |