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「DiRT 4」はオフロードレースを手軽にも本格的にも楽しめる,待望のナンバリングタイトルだ

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6年ぶりのナンバリングタイトル
DiRTシリーズ最新作「DiRT 4」が登場!


 コードマスターズが開発するラリーゲーム,「DiRT」シリーズ。その最新作「DiRT 4」(PlayStation 4/Xbox One)が2017年7月27日,ユービーアイソフトから発売された。

タイトルどおり,本作ではさまざまなカテゴリのダートレースが楽しめる。ハイパワーなラリーカーや,ピーキーな挙動に四苦八苦する往年の名車のほか,ラリークロスに出場している車やタイヤむき出しのバギーまで,登場する車種は多い
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「DiRT 4」公式サイト


 DiRTは,FIA世界ラリー選手権(WRC:FIA World Rally Championship)の伝説的ドライバーであるコリン・マクレー氏が監修した「Colin McRae Rally」(1998年)から続く,歴史の長いシリーズだ。ラリーラリークロスなどをテーマに,暴れるオフロードカーを押さえつけ,可能な限り速くコースを駆け抜けるダートレースの醍醐味,緊張感,爽快感を存分に味わえることで人気が高い。

 シリーズの前作となるのは,スピンオフとして2015年に登場した「DiRT Rally」だ。コードマスターズの昔のラリーゲームを思い出させる高いシミュレーション性が特徴で,オフロードカーを操作する醍醐味を十分に味わえるため,国内外のコアなプレイヤーから高い評価を得た。
 またナンバリングタイトルとしては,2011年に発売された「DiRT 3」以来,6年ぶりの新作となるのが本作だ。今回,PlayStation 4版をプレイすることができたので,さっそく,そのインプレッションをお届けしよう。

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チームオーナー兼ドライバーとして頂点を目指せ!


 メインとなるモード,「キャリア」では,プレイヤーはオフロードレーシングドライバーとしてさまざまなダートレースに参戦し,結果を残してトップドライバーを目指していく。……と,このへんは一般的なキャリアモードと同じだが,本作では自分のチームを立ち上げてチームオーナー兼ドライバーとして,チーム運営にも奮闘していくことになるのだ。

ラリー,ラリークロス,ランドラッシュ,ヒストリックラリー,トリプルクラウンと,異なるカテゴリのレースをこなしてオフロードレースの頂点を目指すキャリアモード。ドライバーの腕だけでなく,チームオーナーとしての手腕も問われる
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シリーズは「FIA世界ラリークロス選手権」の正式ライセンス作品で,モンタレグレ,ロエアック,リッデンヒルといった実在のコースが登場する
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 キャリアには,オーストラリア,アメリカ,イギリス,スペイン,スウェーデンという5か国の一般道を封鎖して作られたコースを単独走行してタイムを競う「ラリー」,滑りやすい未舗装路の周回コースをバギーやトラックに乗ってライバル達と競う「ランドラッシュ」,テクニカルなレイアウトの周回コースでライバル達と抜きつ抜かれつのレースを行う「ラリークロス」,ラリーファンなら歓喜しそうな往年の名車の数々を駆ってラリーに挑む「ヒストリックラリー」,そしてラリー,ランドラッシュ,ラリークロスなどで構成されるチャンピオンシップ,「トリプルクラウン」というカテゴリが用意されている。

キャリアはカテゴリごとに複数のイベントで構成され,名声を獲得することで次のカテゴリがアンロックされる仕組み
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 各カテゴリは複数のイベントで構成されており,最初はラリーのみプレイできるが,イベントが終了すると得られる名声(経験値)を溜めることでドライバーレベルがアップし,新たなイベントやカテゴリがアンロックされていくというシステムだ。もちろん,アンロックされたイベントは自由に何度でもプレイできるので,気に入ったイベントの難度を変更して繰り返し楽しめる。
 序盤は資金も名声もないので,どこかのチームの雇われドライバーとしてイベントに参戦する。雇用ドライバーの場合,オフロードカーはチームが用意してくれるし,修理費もチームが払ってくれるが,結果を残せなかったり,オフロードカーを壊してばかりいると,当然,チームからの評価は下がり,報酬も減っていく。

決められたコースを単独で走ってタイムを競うラリーは,自分との戦いだ。ターマック,グラベル,スノーといった路面状況,そして移り変わる天候にうまく対応できるかがポイント
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ターマックとグラベルで構成される周回コースをライバルと同時走行で競う,ラリークロス。“ジョーカーラップ”と呼ばれる,コースから外れたレーンをレース中に一度だけ通り抜ける必要がある
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 評価を維持するには,イベント中の1ステージで勝つ,車両の修復をすることなくイベントをクリアする,イベント中に最速スプリットを3回達成するなど,イベントごとにチームから出される目標を達成する必要がある。
 また,雇用ドライバーは,イベント終了時に賞金や報酬から半分以上がチームへ支払われるため,手元に入ってくる金額は非常に少ない。そのため,オフロードカーの購入やメンテナンス代,クルーの雇用や報酬などの出費はかさむものの,早い段階で自分のチームを立ち上げたほうがいいだろう。

クロスカートやプロバギーなどを使い,グラベルのショートコースで接触ありの激しいダートバトル繰り広げるのがランドラッシュ。オフロードカーはリアが流れやすいので,いかに速度を落とさずにコーナーを抜けられるかがポイントになる
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ヒストリックラリーでは,扱いにくいうえに壊れやすい往年の名車でラリーが楽しめる。グループB のオフロードカーなどは暴力的な挙動特性なので,コントロールに悪戦苦闘しよう
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 チームの立ち上げは,チーム名,チームカラー,そして広告料を払ってくれるスポンサーを選択し,あとはイベントに合わせたオフロードカーを用意すればオーケーだ。オフロードカーは新車だけでなく,値段の安い中古車を購入することもできる。購入前に走行距離やエンジンなどを確認するのは,本物の中古車を買うときと同じだ。なお,自分のチームの資金に余裕がなくなった場合,雇われドライバーとしてイベントに参戦できるので,完全な金欠に陥ることはない。

(左)チームのカラーリングを設定すると,所有するすべてのオフロードカーに同じカラーリングが適用される(オリジナルカラーを使わないことも可能だ)。(右)雇われドライバーは賞金の半分以上を持って行かれてしまうので,なんだか悲しい気分になる。サラリーマンはつらい
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 チームオーナーの仕事としては,チーフエンジニア,エンジニア,広報,コ・ドライバー,ラリークロススポッターといったクルーの雇用,チームをサポートしてくれるスポンサーの獲得,そして,より良いダートチームにするための施設への投資などがある。
 この中で施設への投資はとくに重要であり,優秀なクルーが集まる「VIPスイート」,アップグレードパーツを開発できる「研究開発デパートメント」,中古車を購入する際にレア車が見つかる確率をアップさせる「プライベートコレクター」など,さまざまな施設を導入することで,チームを強化できるのだ。

(左)クルーの雇用。腕の立つクルーほど高い報酬を要求してくる。また,ゲームを進めているとクルーからの売り込みもある。(右)資金に余裕があれば,施設へ投資しよう。アップグレードすることで,さまざまなメリットが得られる
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 キャリアモードと聞くと,淡々とイベントを繰り返していくイメージがあるが,本作ではチーム運営というシミュレーションゲームのような要素があるため,チームを立ち上げてから,面白さが一段アップするといった印象だ。


オフロードカーの挙動を存分に楽しむなら
「シミュレーション」を


 本作には,世界ラリー選手権(WRC)でよく見かけるグループRのMitsubishi Lancer Evolution XやSUBARU WRX STI NR4,そして,ラリー界の往年の名車が並ぶグループBにはFord RS200,Peugeot 205 T16 Evo 2,ラリークロスに参戦しているOpel Corsa Super,MINI Countrymanのほか,スタジアムバギーのLarock 2XR Buggy,スタジアムトラックのJackson Pro-Truckなど,カテゴリ別に分けられた50種類以上のオフロードカーが収録されている。

車は細かいところまでリアルに再現されており,破損などもきちんとグラフィックスに反映される。スタート時はピカピカのオフロードカーが走行中,次第に汚れていく様子がすごくリアル
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 それぞれエンジン,パワー,重量,トランスミッション,ドライブトレイン,吸気(ターボ)が異なるほか,挙動特性にも違いがある。ちなみに破損や故障などは,エンジンやターボ,ディファレンシャル,ギアボックス,ブレーキ,ダンパー,スプリングに発生するが,これらはアップグレードすることで強度を高められる。

「DiRTアカデミー」では,ワシントン州に実在する「DirtFishラリースクール」で,ラリーやダートレースに必要な知識,テクニックやスキルが学べる。ビギナーだけでなく,上級者も目をとおしておきたい内容だ
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 前作「DiRT Rally」の挙動は,まさに“コテコテのラリーシム”といった感じで,リアリティを求めるプレイヤーからは高い評価が得られた。しかし,ラリーものが初めてという人には,少々難度が高かったはずだ。
 本作ではその点を考慮して,手軽にダートレースを楽しみたい人向けの「ゲーマー」と,とことんリアルさを追求して走りたい人向けの「シミュレーション」という,2つのハンドリングスタイル(=挙動特性の違い)から好きなほうを選択できる。

ライバルと同時走行のレースの場合,多少の接触は当たり前。ブレーキングを遅らせて,敵車のインに飛び込もう
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 ゲーマーは,荷重移動や路面状況による挙動変化が少なく,タイヤのグリップが強い印象で,路面状況や起伏などはほとんど気にする必要がない。乱暴なブレーキングやステアリング操作でもスピンは起きにくい。
 一方のシミュレーションはゲーマーの挙動とは正反対で,路面状況や起伏,轍(わだち)などの影響が挙動に反映される。ストレートコースでさえ乱暴なステアリング操作をすれば挙動を乱すし,コーナーも,タイヤのグリップを感じながら攻めなければならない。アクセルオフのままカーブに入ったり,荷重移動できちんとタイヤにトラクションをかけなかったりすると,車の向きが変わらず,コースアウトしてしまう。

シミュレーションでは,天候の変化による路面状況や,起伏による挙動の変化などが楽しめる。コーナーの進入時にフロントタイヤに荷重をかけなければアンダーステアになってしまい,曲がらない
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 ただ,「DiRT Rally」と比べれば再現度は抑えめで,オフロードカーの挙動をできる限り再現しつつ,アーケード向けの味付けをしたという感じになっている。そのため,シミュレーションでもコントロールしやすく,走っていて非常に楽しかった。

 車ごとにセッティングを変更することも可能で,ブレーキの制動力,前後バランス,ディファレンシャルギアの調整,ギア比,ダンパーの減衰力,サスペンションのスプリングレート,アンチロールバー,車高の調整ができる。スライドバーを使うので微調整は難しいが,きちんと挙動の変化として現れるので,自分好みのセッティングを見つけてタイムアップを目指したい。

(左)アップグレードで,各部位の強度を高めることが可能だ。壊れにくくすれば修理費が減るが,まずは壊さないドライビングテクニックを覚えたい。(右)ドライビングアシスト機能を個別にオンオフできる。画面右下にある難度ボーナスの数値が高いほど,得られる報酬も増える
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 また,ゲーマーとシミュレーションのどちらも,プレイヤーを助けてくれる「ドライビングアシスト機能」が利用できる。レーサー,プロ,チャンピオン,フィアレスという4つのプリセットが用意されているので,それを元にして,アンチロックブレーキやオフスロットルブレーキ,ローンチコントロール,スタビリティコントロールなどを個別に設定すればいいのだ。

(左)雪道では両側がスノーバンク(雪壁)で圧迫感が強い。また,スノーバンクにリアを当ててコーナーを抜けるというテクニックも使える。(右)中古市場でのみ手に入るオフロードカーもあるので,中古車も定期的にチェックしておきたい
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(左)各部位をスライドバーでチューニングできる。説明も表示されるので,初心者でもいじりやすい。(右)雇用ドライバーの場合,チームからの要望に応えることで報酬が得られる。逆に達成できないとチームとの関係は悪化する
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 ゲーマーはDUALSHOCK4で十分楽しめるが,シミュレーションでは唐突な挙動の変化に対応するのが厳しく,常に指先に集中しなければならないので神経を使う。
 そこで,ステアリングコントローラのロジクール「G29 ドライビングフォース」を使ったが,これなら細かい動きにも即座に対応でき,アクセルやブレーキも直感的に操作できるため,コントロールしやすくなった。ゲーマーでも走りが面白くなるので,所有している人は試してほしい。


充実のレースモードで末永く楽しめる一本 ラリー&ダートレースを存分に楽しもう!


 キャリアのほかにも,ラリーやダートレースを楽しめるさまざまなモードが用意されているので,簡単に紹介しよう。

 息抜きにちょうどいいのが,「ジョイライド」で,ジャンプ台などを作った特設コースや倉庫の中など,コンパクトな周回コースを決められたオフロードカーを使って走り,合計60種類のチャレンジに挑むものだ。2012年に発売された「DiRT Showdown」にも収録されていた。

ビギナーでもオフロードカーを操る楽しさが味わえる「DiRT 4」。熱いレースを思い切り楽しもう!
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 チャレンジの「タイムアタック」は,基本的にコースをできるだけ速く駆け抜ければいいだけだが,コース上にタイムを減らす緑のマークと,タイムを増やす赤のマークが配置されており,赤を避けて緑のマークを通過するのがポイントだ。
 チャレンジの「スマッシュアタック」は,コース上に配置されたブロックを破壊しながら駆け抜けるもので,制限時間内にどれだけのブロックを破壊したかを競う。難度は高めだ。

(左)タイムアタックでは,コースの赤いマークに触れるとタイムが加算されてしまう。緑マークだけ,狙っていこう。(右)スマッシュアタックではプレイを重ねて,どのルートでどのようにブロックを破壊していくかのがいいかを見つけ出そう
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マルチプレイは非常に賑わっているので,対戦相手に困ることはない。難度やカテゴリなど,条件を絞って検索することも可能だ
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 「マルチプレイ」では,すべのカテゴリのイベントで世界中のプレイヤーと競う。複数のプレイヤーと同時走行で競い合うラリークロスやランドラッシュがやはり人気で,昼夜を問わず,いつも賑わっている。カテゴリやロケーション,アシスト機能の有無などでフィルタリングして,自分に合ったセッションに参加することや,レースを作成することが可能だ。
 また,ラリーカテゴリで世界中のプレイヤーとタイムを競う「コンペティション」には,「プロツアー」「コミュニティイベント」の2つが用意されている。

(左)コンペティションのコミュニティイベントは,やり直しができない一発勝負。緊張感がたまらない。(右)距離と難度を指定すれば,ボタンを押すだけでコースが自動作成される「YOUR STAGE機能」。できたコースを編集できないのが残念だ
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 プロツアーは,勝利するとポイントがもらえ,規定のポイントに達すると次のディビジョン(階級)に昇格できるというもの。筆者も挑んでいるが,未だに昇格のメドさえ立っていないのが悲しい。
 コミュニティイベントは,デイリー,ウィークリー,マンスリー単位で配信されるチャレンジに挑戦するもので,どのチャレンジも挑戦できるのは一度だけという一発勝負になる。イベント終了後にレース結果が発表され,それによって順位や報酬が確定する。

走ったあとのお楽しみであるリプレイには,豊富なカメラアングルが用意されている。リプレイを眺めながら自分の走りに酔いしれたい
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 「フリープレイ」では,すべのカテゴリを対象にロケーションやサーキット,時刻,天候を選択して,最大6つのイベントで構成されるオリジナルのチャンピオンシップが作成できる。そして,作成したチャンピオンシップを保存しておき,何度も楽しめるのだ。
 ちなみに,ラリーとヒストリックラリーには,シリーズ初となる「YOUR STAGE機能」が実装されており,これにより,コースの距離と難度を設定してボタンを押すだけで,コースレイアウトが自動生成される。毎回,異なるコースレイアウトになるので,走れるコースレイアウトは無限にあるといえるが,コースレイアウトを編集することはできない。

(左)だんだんと濃くなり,再び晴れていく霧の再現は一見の価値あり。視界がほぼゼロになることもあり,ついアクセルを緩めてしまう。(右)霧雨,にわか雨,小雨,大雨など雨の降り方にも違いがある。フロントガラスに当たる雨粒もリアルだ
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視点にはバンパー,ボンネット,ドライバーズビュー(2種類),ビハインドビュー(2種類)があり,リアリティを求めるなら,ドライバーズビューがオススメ
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 以上が,ゲームの概要となる。久しぶりのナンバリングタイトルとして登場した「DiRT 4」だが,バリエーションに富んだレースだけでなく,世界中のプレイヤーと競えるモードが用意されているのが大きな魅力だ。アーケード寄りからガチなシミュレーションまで,幅広いプレイヤーに対応できる挙動特性により,誰でもオフロードカーを操るレースの醍醐味が味わえるはず。高い完成度と満足度を兼ね備えたゲームに仕上がっているので,ぜひ挑戦してほしい。

三角表示板が置いてあり,オフィシャルがスローダウンの合図。しばらく走ると,やがて路肩に停車している故障車が見られるという,ラリーっぽい演出がステキだ
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「DiRT 4」公式サイト


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