「BLUE REFLECTION」，リフレクター以外の仲間も共に戦う“原種”戦の詳細が公開。バトルのテクニックやコツ，新たな原種「コクマー」の情報も

　コーエーテクモゲームスは本日（2017年2月27日），ガストブランドより3月30日に発売予定となっているRPG「BLUE REFLECTION　幻に舞う少女の剣」（PlayStation 4 / PlayStation Vita）の，最新情報を公開した。

　とあるきっかけで魔法少女“リフレクター”になった主人公の白井日菜子が，高校生として学生生活を過ごしたり友達と交流したりする「日常」と，魔法少女として魔物や“原種”と呼ばれる強大な敵に立ち向かう「非日常」を過ごしていくという本作。今回は，本作における原種との戦いの，より具体的な内容が明らかになっている。

　原種戦の特徴の一つは，リフレクター以外の仲間がサポーターとして一緒に戦ってくれることだ。共に戦うのは，日常生活で絆を深めた生徒達。原種戦では，戦う前に，日菜子，夕月，来夢のそれぞれに最大4名ずつ，どの仲間をサポーターとしてつけるかを決めることになるという。アタッカーに育てたリフレクターに回復系のサポートを――といった具合に，プレイヤーが自由に組み合わせられるようである。

　また今回は，通常のバトルでも重要な要素である「ガード」や「リカバリー」といった「アクティブコマンド」，ためたエーテルを使うことで一度の行動時に連続でスキルを繰り出せる「オーバードライブ」の仕組み，すでに存在が判明しているイェソド，ネツァク，ティファレトに続く新たな原種「コクマー」，原種との戦いで仲間がサポートしてくれる頻度が高まる「交流値」のシステム，メインストーリーやキャラクターのエピソードの一部などが一挙に公開されているので，スクリーンショットと合わせてじっくりとチェックしておこう。

「BLUE REFLECTION　幻に舞う少女の剣」公式サイト

“原種”との戦い

バトルのテクニック
■仲間のサポート

日菜子たちのまえに立ちはだかる強大な生物、原種。
パワーも、スケールもケタ違いの圧倒的な脅威に立ち向かう術を、原種との戦いをおさらいしつつご紹介します。

原種戦が異世界での通常のバトルと大きく異なるのは、リフレクター以外の仲間がサポーターとしていっしょに戦ってくれること。
日常生活で絆を強めた生徒が仲間となり、ともに戦ってくれます。

いっしょに戦ってくれる仲間たちは、戦況や状態、アドバイスを伝えてくれます

仲間のサポートの効果は、回復やステータスアップなどさまざま。サポートには、生徒自身の MPを消費します。なお、生徒自身の HP がなくなるとバトルから撤退してしまうことも……

原種と戦う前には、日菜子、夕月、来夢のそれぞれに最大 4 名ずつ、どの仲間をサポーターとしてつけるかを決めます。

回復系のサポーターをアタッカーに育てたリフレクターにつけたり、ステータスアップ系のサポーターをアタッカーにつけたり、組み合わせは自由自在です。

バトルのテクニック
■アクティブコマンドとオーバードライブ

通常のバトルでも重要な要素である“ガード”や“リカバリー”などのアクティブコマンドは、ゲームを進めていくことで、さらに選べる種類が増えていきます。
かなりの力と体力を備えた原種たちと戦うには、こうしたアクティブコマンドの活用も欠かせません。

アタックなどのコマンドと違い、アクティブコマンドは誰かが行動するまでのあいだに、リアルタイムで入力します

＜アクティブコマンドの種類＞

●サポーター保護
ボタンを押し続けているあいだ、サポーターの HP やMP が回復します。

●リカバリー
ボタンを押し続けているあいだ、リフレクターの HP やMP が回復します。

●ガード
敵から受けるダメージを軽減します。ガードするたびに効果がアップしていきます。

●タイムライン操作
ボタンを押し続けているあいだ、味方の行動順を早くして、敵の行動順を遅くします。

アクティブコマンドの使用には、“エーテル”が必要となります。
リフレクターの行動順がきたら、“エーテルチャージ”のコマンドでためておきましょう。

原種との戦いでは、相手の体力を一定まで減らすたびに攻撃手段が変わったり、受けるダメージが大きくなったりと、どんどん熾烈な戦いとなっていきます。

いくら仲間のサポートがあっても、単発のスキルを使っているだけでは、厳しい戦いは避けられません

そこで欠かせないのが、ためたエーテルを使ってくり出せる“オーバードライブ”です。

通常、スキルは一度の行動時に 1 回使えますが、オーバードライブのコマンドを選ぶと、一度の行動時に連続でスキルを使えるようになります。

オーバードライブでは、連続でスキルを使う回数を選べます。回数を重ねるほど、スキルの威力がアップ！

左の写真は、単発でスキルをした場合。右の写真は、オーバードライブの 3 回目で左の写真と同じスキルを使った場合。その威力の違いは歴然。ただし、連続でスキルを使う回数に応じて、必要なエーテルも増えます

バトルのテクニック
■戦いのコツ

これらのシステムをうまく活用することで、より楽しくなる原種とのバトル。
どのタイミングで何のコマンドを使うか……。
バトルで覚えておくと安心な戦い方のコツをご紹介します。

【Step1】隙を作る！
バトルで重要なのはエーテルの力。エーテルをためるために、敵の行動順を遅らせるスキルを使い、相手が行動できない隙を作ります

【Step2】エーテルチャージ
→敵よりリフレクターの行動順が早く回ってきているあいだ、相手の行動順を遅らせるスキルを使いつつ、順番にエーテルチャージでエーテルをためていきます。エーテルチャージ中のリフレクターは MP も回復します

【Step3】アクティブコマンド
つねに誰かがエーテルチャージをしている状況を作り、必要に応じてアクティブコマンドを使用。思わぬ一撃があったらリカバリー、強力な攻撃がきそうなときはガードなど、戦況を見ながら 4 つのアクティブコマンドを使います

【Step4】オーバードライブ
攻撃力の高いリフレクターに行動順がまわってきたら、たまったエーテルを使ってオーバードライブをくり出します。連続で使えるスキルの中には、隙を作るため敵の行動順を遅らせるスキルを必ず入れることも忘れずに。また、オーバードライブで最後に選ぶスキルは、消費する MP が多いスキル、つまり威力のあるスキルを選ぶのがオススメ。また、オーバードライブで特定回数まで連続でスキルを使うと、最後の決め技に協力技が発動します。この協力技の威力も絶大です

原種との戦い方はひとつではありません。
戦い方のコツでご紹介した【Step1】～【Step4】をくり返しても、プレイヤーが見つけた独自のバトルスタイルで臨んでも、もちろん OK。
戦う原種によって、自分なりの立ち向かい方を探すのも原種との戦いの楽しみです。

あらゆるシステムやスキルを駆使して、強大な原種に挑む！

原種に負けることなく戦い続けていくと、特定のタイミングで画面に“リフレクト”カウンターが表示されます。

リフレクトカウンターは、リフレクターの力を集約したトドメの技。選んだあと、どんなシーンが展開されるかは、実際に原種に討ち勝ったときにご注目ください

新たなる“原種”

立ちはだかる脅威
■コクマー

これまで判明した原種は、イェソド、ネツァク、ティファレトの3種。
日菜子は、自分の願いを叶えるため、世界を守るために次々と襲い来る原種に挑みます。

＜原種：コクマー＞
Illustration：Yocky

重戦車のような体躯をしており、体内のあらゆる箇所から、砲撃を主体とした攻撃をくり出してきます

仲間との絆

仲間の力と絆の強さ
■交流値

原種との戦いではサポーターとして、日常生活では友人としてなど、登場する生徒たちは、絆を強めることで日菜子のさまざまな力になってくれます。

＜3Dモデル＞

本作では、絆の強さは“交流値”で表され、この値が高いほど、原種との戦いで仲間がサポートしてくれる頻度が高まります。

＜交流値を上げるには？＞

●絆エピソード
放課後に、学園にいる仲間に話しかけると発生することがある特別エピソード。選択肢が表示される場合があり、選んだ内容によって交流値などが変化します。

●デートイベント
放課後に、学園にいる仲間に話しかけた後、お出かけに誘うと発生する特別エピソード。誘ったあと、どこへ行くかはイベントが発生してからのお楽しみ。

絆エピソードとデートイベントは、仲間ごとにさまざまなものが用意されています。
各エピソードを進めていくうちに次第に絆も強まり、日菜子の助けとなってくれるのです。

少女たちの物語

真実をうつすもの
■お騒がせ少女の秘密

ここからは、メインストーリーやキャラクターのエピソードの一部をお届けします。
文化祭実行委員に選ばれ戸惑う日菜子の前に現れた、一之瀬亜子。
彼女には何やら秘密があるようで……。

文化祭をなんとかしないと……と頭を悩ませる日菜子の前に現れた、底抜けに明るい一之瀬亜子。彼女は学校の事件を調べていると言いますが、彼女が気になっている事とは……？

亜子の気になる事についていっしょに調査するも、思ったような成果が得られずガッカリする亜子。ひとまずその日は、帰宅することに

その後、理由もなく欠席した亜子を気にしながらも、日菜子は文化祭の初めての打ち合わせに参加します。出し物を何にするかみんなで意見を出し合うものの、なかなか決まらず前途は多難

打ち合わせが終わったあと、日菜子は亜子についての不穏な噂話を耳にします。いったい、亜子の身に何が……？

バトンとリングと
■すれ違うふたり

中学時代、同じ陸上部に所属していた三井香織と芳村梨佳。
ゆるく過ごしたい香織と、香織に陸上をやってほしい梨佳の関係は、ある事件をきっかけに少しずつ変化していきます。

中学時代の香織の実力を知っている梨佳は、事あるごとに陸上を勧めますが、香織はそんな梨佳にそっけない態度

もともとふたりが陸上を始めるきっかけとなった先輩の活躍を伝えても、香織にとっては先輩が頑張っているだけでよく、陸上に戻る気はないようで……

翌日、元気がない梨佳を気にしていた日菜子は、夕月と来夢のひと押しで、梨佳の相談に乗ることに

香織とのことで悩んでいるかと思いきや、陸上部の部室で起きた事件がもとで、練習に身が入らないという。事件の調査に乗り出す日菜子たちだが、その犯人はなんと……